解体工事費用相場。住宅・家屋・店舗・木造・鉄骨の解体工事費用の相場とは?

  • 「家の解体工事っていくらかかるの?」
  • 「木造住宅の解体工事は?」
  • 「解体工事の費用相場を教えてください。」

家・住宅・店舗・ビルなど古くなった建物は解体しなければ、新築を建てたり、更地として土地を売ったりできません。では、解体工事の費用はいくらになるのでしょうか?解体工事の費用相場を細かく解説します。

解体工事費用相場

解体工事費用の内訳・基本構成

解体費用の基本的な内訳は

  1. 養生費
  2. 解体の人件費
  3. 重機の使用料金
  4. 廃棄物の処分費用

4つで構成されています。

1.養生費

養生(ようじょう)とは、作業の対象物の周辺物を汚損や傷から護ることを言います。解体工事でも、周辺にダメージがないように、また順調に解体が進むように養生が必要になります。

具体的には

  • 足場
  • 防音・防じんシート
  • 重機用の敷鉄板
  • 敷地の仮囲いゲート
  • 作業員用の仮設トイレ
  • 作業員用の仮設水道
  • 作業員用の仮設電気

などが解体工事の養生に必要なものになります。

2.解体の人件費

解体をするためには、作業員が必要になります。

作業員には

  • 重機の運転オペレーター
  • 現場作業員
  • 廃棄物の運搬作業員
  • 仮説設備の建設作業員
  • 警備員

などがあります。

作業員の給料が解体工事の費用の大きなウェイトを占めます。

3.重機の使用料金

解体工事をするためには、規模にもよりますが、重機が必要なものがほとんどです。

重機を使う場合は

  • 解体工事業者が所有するものを使う → 重機の購入費用、ローン返済
  • 解体工事業者がレンタルしたものを使う → 重機のレンタル費用
  • 解体工事業者がリースしたものを使う → 重機のリース費用

というパターンがありますが、どちらにしても、使うことに対して費用が発生するため、それが解体工事の費用に乗っかってくるのです。

4.廃棄物の処分費用

解体工事をすれば廃棄物(産業廃棄物)は必ず出てきます。

木くず、金属くず、廃プラスチック類、コンクリートなど、ほとんどのものは「産業廃棄物」です。また、布団や衣類、書籍や書類などの一般ゴミであっても、解体業者が処分する場合は「産業廃棄物」扱いになります。

産業廃棄物は、適切な分別方法で適切な処分場で廃棄することが法律で定められています。

勝手に不法投棄するわけにはいかないため、廃棄物の処分費用も、解体工事の費用として必要になるのです。

構造別

構造別の解体費用相場

構造1坪あたりの解体費用相場
木造3~4万円/坪
鉄骨造5~6万円/坪
RC造(鉄筋コンクリート造)7~8万円/坪

構造別の解体費用の考え方

構造によって「解体のしやすさ」が変わります。

建築の材料が、頑丈であればあるほど、解体はしにくくなってしまいます。

素材の頑丈さは

  • コンクリート > 鉄骨 > 木

ですから、構造別に頑丈な構造は

  • RC造(鉄筋コンクリート造) > 鉄骨造 > 木造

となり、

解体のしにくさは

  • RC造(鉄筋コンクリート造) > 鉄骨造 > 木造

となるのです。

頑丈な素材であればあるほど

  • 解体に時間がかかる(人件費が増える)
  • 解体に技術力のある人が必要になる(人件費がかかる)
  • 解体に高度な重機が必要になる(高価な重機の利用料金がかかる)

ので、頑丈な構造順に解体費用は高くなるのです。

面積別(坪数別)

面積別(坪数別)の解体費用相場

基本的には

解体費用 = 解体費用坪単価 × 坪数(面積)

で計算されます。

構造1坪あたりの解体費用相場30坪60坪120坪180坪
木造3万円/坪90万円180万円360万円540万円
鉄骨造5万円/坪150万円300万円600万円900万円
RC造7万円/坪210万円420万円840万円1,260万円

ただし、条件によって単純な広さでの掛け算よりも、若干変動するケースがあります。

運類同じ坪数の場合の解体費用
建物階数が高い面積(坪)あたりの解体費用単価は下がる
建物階数が低い面積(坪)あたりの解体費用単価は上がる
運類同じ坪数の場合の解体費用
坪数が広い面積(坪)あたりの解体費用単価は下がる
坪数が狭い面積(坪)あたりの解体費用単価は上がる

面積別(坪数別)の解体費用の考え方

前述した通りで基本的には

解体費用 = 解体費用坪単価 × 坪数(面積)

で計算されます。

しかし、当然、10坪の家の解体工事と100坪の家の解体工事が同じ解体単価になるわけではありません。

計算上は、坪単価3万円であれば

  • 10坪の家の解体工事 → 10坪 × 3万円 = 30万円
  • 100坪の家の解体工事 → 100坪 × 3万円 = 300万円

となりますが

小さい家でも、手配しなければいけない機材や人員はあり、最低限かかるコストというのがロックされてしまうのです。

坪数が大きくなればなるほど、効率化ができるのと、人員や機材も、大量発注によるコストダウンができるケースがあり、全体的にコストを抑えられるのです。

そのため、坪数が広くなればなるほど、坪単価の解体費用は下がる傾向にあります。

また、建物の階数にも違いがあります。

  • 3階建ての住宅で1階:10坪であれば、全体として30坪 → 10坪 × 3万円 = 30万円
  • 1階建ての住宅で1階:30坪であれば、全体として30坪 → 10坪 × 3万円 = 30万円

と同じ解体費用になるはずですが

実際問題は、平屋の方が坪単価は高くなります。

なぜかというと、解体工事で解体に時間がかかる、解体に手間がかかるのは「屋根」「基礎」です。

「屋根」「基礎」の面積が大きい平屋と、「屋根」「基礎」の面積が3分の1になる3階建ての住宅とでは、3階建ての住宅の方が、坪単価の解体費用は下がる傾向にあります。

建物用途別

建物用途別の解体費用相場

建物用途別の解体費用の考え方

地域別

地域別の解体費用相場

地域別の解体費用の考え方

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家屋調査費用の相場

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