- 「AXIORYで海外FXトレードをするのは、リスクがありますか?」
- 「AXIORYは出金拒否や口座凍結の情報はありますか?」
- 「AXIORYは倒産リスクはありますか?」
AXIORYを利用して海外FXトレードをするリスクは、どのくらいあるのでしょうか?また、そのリスクを取ってでも得られるAXIORYのメリットには何があるのでしょうか?AXIORYのリスク評価(口座凍結、出金拒否、倒産)とメリットについて丁寧に解説します。
AXIORYとは?
AXIORYとは、Axiory Global Limitedが運営する海外FX業者です。
10年以上の運営歴がある海外FX業者で、日本人投資家からは安心して利用できる海外FX業者として定評があります。
サービスの特徴は「スプレッドが狭い」「約定力が高い」「全額信託保全」で、日本国内のFX業者とそん色なく利用することができ、トレードコストを抑えながら、確実に約定するため、初心者だけでなく、中級者、上級者の投資家にも好まれている海外FX業者です。
トレード環境、トレードのスペック重視で海外FX業者を選びたい方、信託保全やスリッページ情報などの公開など、透明性、安全性を重視して海外FX業者を選びたい方におすすめできる海外FX業者です。
AXIORYのリスク評価
AXIORYの倒産リスク
海外FX業者の倒産リスクは
- 金融ライセンス
- 企業規模・世界展開
- サービス内容
- 事業歴
によって左右されます。一つずつ確認していきます。
金融ライセンスチェック
AXIORYを運営するAxiory Global Limitedの金融ライセンス
- ベリーズFSC (Financial Services Commission):No. 000122/267

AXIORY関連企業の金融ライセンス
- L.F.International Limited キプロスCySECの金融ライセンス No.271/15
金融ライセンスを取得しているベリーズの国としての信頼度はそこまで高くないものの、金融ライセンスを2カ所で保有しているため、十分にリスクに対応できるライセンスを保有していると言えます。
企業規模・世界展開チェック
社員数、口座開設数などの情報がなく、世界展開はしているものの、日本市場へ注力している海外FX業者です。海外FX業者の中では、規模の大きい会社ではありません。
規模は比較的小さい、中小規模の海外FX業者です。世界展開も積極的というわけではありません。
サービス内容
倒産リスクが高くなる要因としては
- 狭いスプレッド・安い手数料
- 手厚いボーナス
です。投資家にとっては、魅力的な要素ですが、裏を返せば海外FX業者の収益性が低いことにつながってしまうため、上記が無理な設定だと、倒産リスクというのは上がってしまうのです。
AXIORYの場合
- スプレッド:業界1位、2位を争うスプレッドの狭さ
- ボーナス:ほぼない。不定期で年数回実施
となっています。
常時提供するボーナスはなく、基本的にはスプレッドを抑えてサービス提供している海外FX業者です。ボーナス分の原資はほぼ不要なため、倒産リスクの少ない海外FX業者と言えます。
事業歴
AXIORYの前身であるTrading-point.comが設立されたのは2011年です。
執筆時点2023年では、すでに
- 事業歴:11年
が経過しています。
海外FX業者の中でも、2年~3年で撤退する事業者が多く、11年以上事業を継続しているAXIORYは、今後も、継続的に事業展開してくれる可能性が高く、倒産リスクは低いと考えられます。
倒産リスク評価
倒産リスクを評価すると
- 金融ライセンス ◎ 2つ以上の金融ライセンスを保有
- 企業規模・世界展開 △ 情報なし、中小規模の企業
- サービス内容 ◎ スプレッドは狭い、常時展開しているボーナスはない
- 事業歴 ◎ 事業歴11年以上は十分な実績
ですので、倒産リスクは低い海外FX業者と考えられます。
AXIORYの口座凍結、出金拒否リスク
海外FX業者の倒口座凍結、出金拒否リスクは
- 過去の出金拒否情報
- 過去の口座凍結情報
- 海外FX業者の口コミサイト情報
によって確認します。一つずつ確認していきます。
出金拒否情報
titanやexness axioryはFInancial Comissionに加盟しており、出金拒否等の事案を当機関に申し立て、ブローカー側の責めに帰すと受理された場合2万ユーロを上限に返金措置を受けることができる。— 教授| EA開発オタク (@fxkyoju) June 14, 2022
fx会社のAxioryはちゃんと出金してくれし、いいところやね— MARE (タイムスリッパー) (@MARE_SYOWA) June 24, 2022
axiory側でシステムエラーがあったらしいけど、そっちのエラーが起因なのに全額出金拒否されて口座凍結までされるのはさすがに意味わからんやろ
#axiory #出金拒否— カイマン🐓🗡 (@tarurururu0303) May 5, 2022
Axioryさんどうなってるんですか
金曜日から出金申請したのに、まだ申請中ですよ— あーる∫ (@aaarrrruuu_fx) May 2, 2022
AXIORYは夜だと出金早いな— たくみし@ハイレバFX (@takumishi_forex) March 8, 2022
ツイート上では、1名出金拒否の情報がありましたが、全体でみるとごくわずかです。
口座凍結情報
AXIORYチャットで問い合わせてるけど以前と違って回答が抽象的過ぎる。メインブローカーではないのでぶっちゃけ凍結も構わんしガンガン聞いてこうかね。— KEN@FXで脱サラ目指す人 (@firefxman) July 13, 2021
あら?
AXIORYが早くも対応しましたね
「ノーリスクトレード禁止
発覚次第口座凍結
規約接触のため」
まぁそうですよね
リスクないんですからハイロットで
丁半博打されて当たったら
払い出しは持っていかれるんですから
たまったもんじゃないですw
2週間でだいぶやられたんだろうなぁ— Daice (@daisukeFFX) July 12, 2021
axioryボーナス無いですけど、スプレッド狭いですし、ツールも使いやすいのでオススメですよ。
あとスキャルピングも推奨してるので口座凍結とかもなさそうですし— 柴之助「FX投機トレーダー」 (@FX78819384) February 9, 2020
bitwalletとAxioryとの契約解除は2月末日だけど、それ以前にAxioryが倒れて口座凍結なんてこともあるのかもしれない— burimu (@buriburimu) February 11, 2019
口座凍結は、AXIORYのクレジットボーナスを使ったノーリスクトレードで発生すると、AXIORY自らが通知しています。AXIORYのボーナスは出金可能なボーナスなので、悪用する方法が出回り、その対応として、口座凍結条件を通知している形になります。通常利用時の口座凍結情報はありません。
AXIORYとbitwalletとの取引停止トラブル
2019年2月11日 bitwalletからの通知
日頃より、bitwalletをご利用いただき、誠にありがとうございます。
このたび、当社は、2019年2月28日 24:00(シンガポール時間)を以て、Axiory Global社(Belize)への、決済及びウォレットの提供を全面的に中止いたします。同社は、2018年12月、これまでのメインバンクであったSparkasseから銀行取引停止処分を受けたことを確認しており、2019年2月現在、お客様への返金手段は非常に限られていると見受けられます。
当社(bitwallet)をご利用になりAxiory社へ入金したお客様は、お客自身の資産保全のため、早急にお引き出しいただく事を強くおすすめいたします。ご利用中のお客様には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、早期の対応を重ねてお願いいたします。
2019年2月11日 AXIORYからの通知
Bitwallet社からの「AxioryGlobal社との契約解除について」なるニュースレターをお受け取りになり、弊社へもお問い合わせを頂いております。 弊社は、Bitwallet社との業務提携を2019年2月28日をもって終了いたします。
ですが、Bitwallet社によるニュースレターにございます 「2018年12月、これまでのメインバンクであったSparkasseから銀行取引停止処分を受けたことを確認しており、2019年2月現在、お客様への返金手段は非常に限られていると見受けられます。」つきまして、情報の正確性を欠くものでございます。
昨年末に、Sparkasse銀行がユーロ圏外の金融機関へのサービスの終了したこと(Sparkasse銀行はこの決定を公表しております。)に伴い、業務提携を円滑に終了いたしました。
銀行取引停止処分等は受けておりません。
2019年にbitwalletがAXIORYとの取引を停止し、出金推奨をしたため、当時海外FX業者としてAXIORYから資金を他に移す方が続出しました。bitwalletはこのリリースをすぐに解除しています。また、2023年になった今でも問題なく、AXIORYは運営しているので、この時のトラブルがなんだっかは不明ですが、多くの投資家がAXIORYに戻ってきている状況です。
海外FX業者の口コミサイトチェック
FPA(Forex Peace Army)のAXIORYの評価
評価 3.49

3以上の評価は、日本市場に進出している海外FX業者の中では高い方です。信頼性は高いと考えて良いでしょう。
口座凍結、出金拒否リスク評価
口座凍結、出金拒否リスクを評価すると
- 過去の出金拒否情報 〇 ほとんど出金拒否の情報はない。ごく一部存在する
- 過去の口座凍結情報 ◎ ボーナスのノーリスクトレード利用時以外の口座凍結情報は見つからない
- bitwalletとの提携解除 △ メインバンク切り替えに伴うbitwalletとのトラブルあり
- 海外FX業者の口コミサイト情報 〇 日本市場に進出している海外FX業者の中では高い評価
ですので、口座凍結、出金拒否リスクはかなり低い海外FX業者と考えられます。気になる点は、bitwalletとのトラブルですが、2019年時点の情報ですので、現在は問題なく利用できると考えます。
AXIORYの資産保全リスク
追証ゼロカット対応
AXIORYは、追証ゼロカットサービスを提供しています。

ゼロカット保証は、お客様が投資した以上の損失が発生しないようにするための施策です。これにより、口座の残高以上の損失は自動的にゼロにリセットされます。追証は発生いたしません。
市場の流動性が想像以上に高まり、注文が集中するタイミングでポジションクローズ注文が成約しない場合があります。
そのような市場の注文の集中などのイレギュラーな状況においても、設定したポジションがクローズできずに証拠金がマイナスになった場合、証拠金を超える損失を請求しないゼロカット保証を実施しています。証拠金のマイナスは、24時間以内に解消され、お客様の残高は0(ゼロ)に戻ります。
口座のマイナス残高分は、AXIORYが補填することがサイト上にも明記されており、また過去にも実際にマイナス残高分のリセットを実行しています。入金額以上の損失を被るリスクはないと考えられます。
資産保全
AXIORYは完全な形の信託保全スキームを導入しています。

当該金融機関にて分別保管されている資金を引き出す場合、以下の権限と承認者によって管理されています。
監査(第三者)機関とは、弊社の財務監査機関、会計士、弁護士から構成された外部機関です。
万が一弊社が破綻した場合、「口座名義であるお客様の承諾」と「機構による承諾」のみの権限で、これらの資金を出金することができます。
その場合、監査機構が一時的な管財人となり、お客様の個別の資金は返還されます。
補償される資金は、入出金額並びに確定運用損益、未決済の評価損益となります。
万が一弊社が破綻した場合、監査機構の名義から返金されます。
万が一弊社が破綻した場合、監査機構の名義から返金されます。
顧客資金は、「Doha Bank」の信託口座で管理され、AXIORYの倒産時には、第三者の監査機関が出金できる権限を持っています。つまり、AXIORYの倒産時に、投資家の資金は全額返金される、完全な形の信託スキームを有していることになります。
紛争解決機関への加盟
AXIORYは投資家とブローカーの紛争解決に特化した機関である、The Financial Commissionに加盟しています。
The Financial Commissionとは
- 無料で海外FX業者と顧客の紛争・トラブルの仲裁を行い、紛争要因の調査、判断、規制、処分を行う
- Financial Commissionへの加盟会社は、The Financial Commissionの決定・処分に従う事が義務づけられている
- The Financial Commissionの決定した処分に加盟会社が従わない場合1件の苦情につき最大20,000ドルを上限に、お客様に対し直接、損害の補填を実行する
資産保全リスク評価
資産保全リスクを評価すると
- 追証ゼロカット対応 ◎ サイト上に明記し、過去にも対応している
- 資産保全 ◎ 完全な形の信託保全スキームを構築
- 顧客トラブル対応 ◎ The Financial Commissionに加盟
ですので、資産保全や顧客トラブルへの対応など、完璧な対応が取られています。資産を安全な形で海外FXをするのであれば、トップクラスにおすすめできる海外FX業者と言えます。
AXIORYのリスク評価まとめ
AXIORYのリスクを評価すると
- 倒産リスク 〇 やや低い
- 口座凍結、出金拒否リスク ◎ かなり低い
- 資産保全リスク ◎ かなり低い
という形になります。
企業規模という意味では、それほど大きい海外FX業者ではありませんが、万全な資産保全対応や口座凍結や出金拒否の情報がないことを勘案すると、十分に信頼性の高い海外FX業者と言えます。安全性の高い海外FX業者です。
AXIORYのメリット
AXIORYのリスクを理解した上で利用するメリットには何があるのか?一つずつ解説します。